もしも皆さんが県外からのお客様をご案内するときに「どこか金沢らしい
ところへ連れて行ってよ」とリクエストされたら、頭に浮かぶスポットのひ
とつは東山ではないでしょうか。東山ツウのかたも、あまり行った事の
ないかたも、「へえ、こんなとこもあるんだ。」と思っていただけるような
情報 と予告に書かせていただきましたので、「まいどさん」気分で東山
のあれこれをご紹介したいと思います。今回は建物編です。

東山のひがし茶屋街は、重要伝統的建造群保存
地区として国からの選定を受け、保存・整備がされ
ています。町並みは石畳・電線の地中埋設ですっ
きりと整備され、建物も外観は木格子や弁柄(ベ
ンガラ)といった伝統的な意匠を今に伝えています。(茶屋建築様式)
メインストリートよりも浅の川沿い、または東山2丁目近辺は住宅とし
て利用されている、昔ながらの建物が数多くみられます。建物の意匠
は町家系、武士系に大別されます。玄関戸や窓は昔ながらの木製建
具を使っているので東山には建具やさんや表具やさんが比較的多いよ
うです。建具やさんの作業場の窓ガラス越しにみえた、建具をつくる様
子や木を削るカンナの音、削った木の香りが印象的でした。

店先では子どもさんがお店屋さんごっこ
メインストリートを背に、東山2丁
目方向に歩くと、「高木商店」の
看板がみえてきます。しとみ戸
や大戸が特徴的な町家建築
様式の建物は、世代を超えてみる人をとても懐かしい気持ちにさせてく
れます。軒先ではお味噌やお塩が売られています。この日はお店のなか
からたくさんの人の楽しそうな話し声が聞こえてきて、ご近所さんの集ま
るサロンのような役割をしているようでした。

桜のつぼみは春にむけて成長しています
吹く風もあたたかく感じられる
ようになってきました。
4月8・9日には20回目となる
「金沢・浅の川園遊会」が開催
されます。ひがしのお茶屋さんの芸妓さんの水芸や加賀鳶、お茶会
などが浅の川沿いで催されます。桜を眺めながら東山のまちをそぞ
ろ歩きしてみませんか?
次回は 一服(いっぷく)編 です。休憩にぴったりのお店をご紹介し
ます。(おそばもあります!)
※3月20日(月)の公開となります。
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